本日は上記本を参考に。
結論から
・ネガティブな感情には蓋をせず、しっかり認めて向き合いましょう。
・だめな自分も、よい自分もひっくるめて、ありのままの自分を認めましょう。
おおもとを探りに行こう。
インナーチャイルドに耳をかたむけよう。
誰でも、
多かれ少なかれ、
自分の中に潜む、幼少期に両親を中心とした人間から与えられた、
自分を傷つける信念がある。
喧嘩ばかりする両親からは、
・話し合ってもなんにもならない
・私は重要ではない
(両親が喧嘩することは、その子どもの存在を貶めることと同義である)
という歪んだ信念を、
あれこれ細かく指導し、過保護な親からは、
・ありのままの自分でいてはいけない
・言われる通りに行動しなければならない
・あなたを幸せにしなければならない
という歪んだ信念が形成される。
そんな信念を持ったひとは、心の奥底に不安や悲しみ、無力感、寂しさなどを抱えていることが多い。
これが生きづらさの原因となっている。
キーワードは罪悪感、強制。
選択肢がなくなることはしんどいのである。
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ネガティブな感情から抜け出すにはどうするか。
やりがちなのは、その感情から目を避けてしまうこと。
よくわかる。私もそうだった。
汚いものにはつい蓋をしたくなるよね。
否定的な感情は認知すること自体がしんどい。
恥ずかしい。つらい。
でも、ネガティブな感情に蓋をするのは逆効果だ。
無感情となるのは、親のふるまいによって生じた、心の痛みや寄る辺なさを感じないようにするための自己防衛策である。
喧嘩は良くないものと100%に振り切れて考えるから、衝突を避けるようになる。
自分の気持ちや欲求を素直に表現することは重要で良いことなのに。
自分に嘘をつくのである。
隠蔽や偽装を行い、嘘つきとなる。
人を信じられないため、人間関係から逃避する。
自己犠牲にて他者を優先する、ハーモニー思考となる。
つまり、ありのままではいられなくなる。
辛い自分を押し込める。
心の内圧がパンパンになる。
圧をなんとか逃がそうと、なりふりかまってはいられない。
だから、依存する。
酒や薬物などの嗜好品に依存する。
依存は、自分がなんとか生きようとするために、仕方なく行った行為の時がある。
大事なことは、そのような状況に自分があることを認めることである。
俯瞰の目をもつことである。
そこで「自分はなんてダメな人間なんだ」と思う必要はない。
余計に自己を貶め、さらに依存を高めるなど、泥沼にハマる。
自分には力がある。
選択肢がある。
ここに気づくとだいぶ、前進している。
インナーチャイルドが喜んでいる。
・ネガティブな感情には蓋をせず、しっかり認めて向き合いましょう。
・だめな自分も、よい自分もひっくるめて、ありのままの自分を認めましょう。
以上、ネガティブな感情には蓋をするな!の話題でした。