【読書】回避性愛着障害 絆が稀薄な人たち

回避する私

3日坊主ブロガーとは私のこと。

昔から何をやるにしても、中途半端な感じがしていた。

そんな自分に嫌悪感を持っていた。おとなになっても中途半端な自分に嫌気がする。

人から傷つけられた過去があるから、人を信じられない。

抑圧された過去があるから、自分の気持ちが出せず、気づけない。

なので人との親密になることを避ける。

上記の岡田先生の本の巻末にある愛着スタイル診断なるものをやってみた。

恐れ、回避型の「け」があるらしい。

過去の振り返り

私は物心ついたときから、両親の耐えない喧嘩にさらされて育ってきた。

家だけでなく、カフェ、レストラン、公園など、他人がいる場所でもお構いなしに大声で喧嘩する両親が、恥ずかしくてたまらなかった。

他人を装いたかった。

母親は支配的で、親子の役割逆転を地で行くようなひとだった。

父親から得られなかった愛情を、私に求めた。

父親がいないところで、父親の悪口ばかりを言い、私に同意を求めた。

「一番あなたのことを思っているのは私。パパは本当になんにもしてくれない」

何度聞いた言葉か。

父も私にとっては血がつながった肉親であり、その言葉でも私は傷ついていた。

親に従いやすい性質をもつ子どもを利用して、満たされない自分を癒そうとしていた。

思えば母自身にも生い立ちに問題のある経過がありそうで、愛着障害があった可能性がある。

愛着障害は連鎖をするのだろう。

岡田先生の本著においても、やはり重要なのは

過去を振り返ること

過去を振り返り、自分が親を始め周りの人間との関係の中で、しんどかったことを掘り下げること

それに気づくことが、新たな自分を見つけることの第1歩になるという。

ここ数ヶ月、自分のなかのもやもやが大きくなってきていた。

自分を振り返るタイミングと感じた。

インナーチャイルドが叫びをあげていたのかもしれない。

辛い自分を表現していいんだよ

このブログをその場所として使わせてもらった。

これを読んでいる方がいて、私と同じように愛着障害を受けるような環境に育った人へ、伝えたい。

よく頑張ったね。よく生き抜いてきたね。自分を褒めてあげよう。

私と同じように、表現していいんだよ。

苦しい自分、恥ずかしい自分、悲しい自分を表現していいんだよ。

周りに合わせなくてもいいんだよ。

嫌なことは嫌と言っていいんだよ。

もっとすきなことをしていいんだよ。

自分へのメッセージでもあります。

30代の私の中期的目標は

苦しみながら、もがきながら、失敗しながらも、

まるごと自分も認めて、

自分の行動は自分が選択できると気づくこと。

自分の行動に責任を持てるようになること。

やっぱりちょくちょくしんどくなる、その時はどうしたらいいかわからなくなるけど、

藤井風さんのロンリーラプソディの

「孤独なんて幻想 気にしなきゃいいの みんな同じ星 みんな同じ呼吸」

にあるように、

私達は孤独なようで実は一人で生きている人間は一人もいない。

しんどかったら、助けを求めよう。

では、また。

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