【読書】会って、話すこと

会話術の本は様々ある。
この本は世の中にあふれているHow to 会話本、会話のスキルを磨くような本とは一線を隠している。

コミュニケーションに対する、筆者の信念が現れている。

本を読み気になったところを、自分なりの解釈を混ぜてみる。

  • ・ボケにはボケを重ねること。ツッコミは既存の概念への帰徳であり、新たな発見は得られない。
    ボケることは、現実世界への仮説への提示であり、新しい発見につながる。

  • ・審査員になるな。褒めることもマウンティングにつながるときがある。
    →これは肉親やパートナーなど親しい関係以外の他人へのコミュニケーションのときにあてはまるかな。
    嫌味に聞こえるときは、たしかにあるもんね。

  • ・好きという言葉は最悪。所有欲を伝えているだけ。欲の要請を行うよりは、二人の外にあることを発見して共有する。→感動体験の共有。ex1)美味しいものを一緒に食べて、同じものを美味しいと思う ex2)夕焼けをみて、お互いが美しいなと思う
    →同じ感動を同じタイミングで受け止める。関係が深まる。

面白い視点ですね。

ボケにボケを返すことを仮説の提示、新しい発見へのしるべと捉えられている。

漫画で育った僕らは「好きと告白すること」をなにか神聖なものに、かつ、男女の付き合いなど深い関係を作るときの始まりに必須なものと考えてきた節があるのではないか。

違う視点でみたら、それは自分の感情の表明でしかないんだよね。

いい本に出会えました。

興味があればぜひ読んでみてください。

今日も頑張りました。

・緊急呼び出し→治療まで頑張った。

・しんどい感情を無視せずに向き合えた。

・自分をしっかり休める準備ができた。

明日も生きづらい世を生きやすく、コツコツと。

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