中庸について 感情と認知バイアスの話から

大台ケ原
大台ケ原。もともとは深い森だったんだって。台風による倒木や食害、人害など加わって現在に至るよう。

自分の感情について。

自分の感情に対して、かなり信頼感を持っていました。

自分の中で湧き出る感情は「それそのもの」で、疑いのないようなものであると。

みなさんはどうでしょうか?

でも、実は人間は自分の感情さえ見誤るよう。

認知バイアス辞典 著者:情報文化研究所 監修:高橋昌一郎 出版:フォレスト出版

https://g.co/kgs/fGo4gp

上記は認知バイアスについて辞書的に網羅、簡単に説明してくれている本。

人間が陥りやすい心理状態について、知ることは大切だと思う。

最近は自分を知ることが、人生の目的かもしれないと思っている。

さて、バイアスの話に戻ると、人間はやはり感情さえも誤るらしい。

誤帰属というもので、いわゆる「吊り橋効果」。

窮地をともにすると恋心が芽生えるという有名な描写。

これはドパミンが関係しているのかな?

何が言いたいかって、何事も絶対ってないって話。

感情も絶対的に信頼がおけるなものではない。

結局バランス論ではつまらないけど、中庸であることが生きやすさに大きく影響していると思う。

絶対はない。

嫌な感情を表現してもいいし、しなくてもいい。

酒を飲んでもいいし、飲まなくてもいい。

仕事を続けてもいいし、やめてもいい。

「しなければならない」、マストに感じてしまうことや、

タブー、すなわち「してはいけない」があると、不適切な依存が生まれてしまう。

これは下のカズ姉さんの本から。

中庸であること。

中庸であることが、自分への、ひいては他人、社会、世界寛容さをもたらしてくれると思う。

こういう大事なことは、本当に義務教育で教えてほしい。

自分の心を健全に成長させることが、人の豊かさにつながるだろうに。

そうさせない利得が国にはあるんだろうね。

カズ姉さんの本よんでしっかり整理された感あります。

興味がある方はぜひ。

ありがとうございました。

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