![大台ケ原](https://contribution-cat.com/wp-content/uploads/2021/11/img_0826-768x1024.jpg)
自分の感情について。
自分の感情に対して、かなり信頼感を持っていました。
自分の中で湧き出る感情は「それそのもの」で、疑いのないようなものであると。
みなさんはどうでしょうか?
でも、実は人間は自分の感情さえ見誤るよう。
認知バイアス辞典 著者:情報文化研究所 監修:高橋昌一郎 出版:フォレスト出版
上記は認知バイアスについて辞書的に網羅、簡単に説明してくれている本。
人間が陥りやすい心理状態について、知ることは大切だと思う。
最近は自分を知ることが、人生の目的かもしれないと思っている。
さて、バイアスの話に戻ると、人間はやはり感情さえも誤るらしい。
誤帰属というもので、いわゆる「吊り橋効果」。
窮地をともにすると恋心が芽生えるという有名な描写。
これはドパミンが関係しているのかな?
何が言いたいかって、何事も絶対ってないって話。
感情も絶対的に信頼がおけるなものではない。
結局バランス論ではつまらないけど、中庸であることが生きやすさに大きく影響していると思う。
絶対はない。
嫌な感情を表現してもいいし、しなくてもいい。
酒を飲んでもいいし、飲まなくてもいい。
仕事を続けてもいいし、やめてもいい。
「しなければならない」、マストに感じてしまうことや、
タブー、すなわち「してはいけない」があると、不適切な依存が生まれてしまう。
これは下のカズ姉さんの本から。
中庸であること。
中庸であることが、自分への、ひいては他人、社会、世界に寛容さをもたらしてくれると思う。
こういう大事なことは、本当に義務教育で教えてほしい。
自分の心を健全に成長させることが、人の豊かさにつながるだろうに。
そうさせない利得が国にはあるんだろうね。
カズ姉さんの本よんでしっかり整理された感あります。
興味がある方はぜひ。
ありがとうございました。