冬の伊予富士

本日は登山日記

2021年年末、愛媛県と高知県の県境にある伊予富士に行ってきました。

日本三百名山の一つ。

四国山脈のなかでも寒風山、伊予富士あたりは登山口から2時間程度で登ることができ、笹景色もよく人気がある。

国道から分岐する登山口への道もすべてアスファルトであり、車でのすれ違いもまあできるので安心。

駐車場は10台強おける程度のスペースあり。奥側は工事中でした。歩きながら撮るからブレブレ。
ちょうどお天道様がお顔を出された。
登山口。先程の駐車場を奥にすすむとすぐに見つかります。

序盤は比較的斜度が高い。バテないように、ゆっくり足を進める。雪を踏みしめる音がシャクシャクと気持ちがいい。

霜柱。自然の造形美には心動かされる。

同じ登山道でも季節によってまったく違う景色、モノと出会える。

言葉で表現するのは難しいが、「この景色と出会えてよかった」という、体験の感動であろうか。

登山口から40-50分程度で桑瀬峠(コル)に到着。ぼんやりみるとティラミスケーキみたいで美味しそう。
桑瀬峠から見える寒風山。岩肌もチラ見えし、どことなく男らしい。
桑瀬峠から20分程度、尾根を歩いていくと伊予富士が。
雲の隙間から日差しを浴びて良い顔をされている。笹の緑と、雪の白のコントラストが見事!
下から仰ぎ見る。素晴らしい・・・。

思わず「スゲェーッ!!」「ワーーーー!!」とか声が出る。

知らぬ間に近くに人が来ていて、聞かれた時の恥ずかしさといったら筆舌に尽くし難い。

樹氷のトンネルをくぐる嬉しい体験もできた。
樹林ゾーンを抜けて寒風山方面を振り返る。
白粉を塗った歌舞伎役者のよう。
山頂に到着!このあとすぐに吹雪いてきたので、とてもおちおち休んでられず、すぐに下りました。

自然の厳しさと美しさは表裏一体。

山に登ると、自然に生かされている実感を取り戻す。

私という人間は地球、宇宙からみるとちっぽけな存在で、自然や周りの人間に生かされている。

そんな前提を再確認させてくれる。

そうすると感謝の気持ちが生まれてくる。

なぜかとても気持ちがよい。

山は好きなのは、素晴らしい景色や自然と出会えることであり、

俯瞰した視点を与えられたり、新しい思考の自分と出会えることがあると思う。

これからどんな新しい自分に出会えるだろうか。

とても楽しみである。

余談。

人間は老いると体力もなくなるが、何より感動する力が落ちていくと聞いた。

バケットリスト(死ぬまでにやりたいことリスト)に従って、やりたいことは若い内に遠慮なくやっていきたいですね。

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